
いつも行っている居酒屋の3人娘が来てくれた
日曜日朝8時。開店1時間前に電話が鳴る。
「9時から3人お願いします。」
この日は早朝セットがあったので早起きだった。
一瞬僕はまだ寝惚けてるのかな?と思ったがそんなことはなかった。
どうもこんにちは。伊藤です。
美容師にとって土曜、日曜は稼ぎどきだ。つまり忙しいのである。
もちろんその日もそれなりに忙しくさせてもらった。
予約表を見ても黒く塗り潰されてるかのようだ。
ありがたや。
そんな日に朝一で3人とは…
しかし僕はNOと言えない日本人である。
しかもいつも行っている居酒屋の子たちが来るとなったら尚更だ。
快く笑顔で受け入れた。
この笑顔が彼女達に伝わっているかはわからない。電話越しなので。
他のお客様にはもちろん迷惑がかからないと判断した上で受け入れている。
本当に厳しい場合はお断りすることもあるのであしからず。
朝からスーパーマックスハイテンションで髪を切る。
切る。
切る。
切りまくる。
あっという間に2人を可愛く変身させた。
そして切りまくっていたら経過途中を写真におさめるのを忘れてしまった。
丸メガネに前髪眉上。
まるで姉妹かのようだ。
何この2人。
因みに3人とも前の日は寝ていない。
待ってる間はソファーで爆睡していた。
そして12時から研修の為その前には終わりにしなければならない。
スピード勝負だ。
最後の1人。
写真を撮ったら嫌がられた。
すっぴんだから。
仕上がりも可愛くしたのに嫌がられた。
すっぴんだから。
戸田恵梨香に似てるのに勿体無い。
なぜすっぴんの子は口元を隠すのだろうか。
口元を隠してもすっぴんはすっぴんなのである。
むしろ本来なら
こうするべきである。
何この親指気持ち悪い。
なんか後ろにピースしてる心霊写真っぽいの入ってるし。
何これ怖い。
何はともあれ3人は満足してくれて颯爽と帰って行った。
これから研修とは仕事熱心だ。
そりゃあれだけ繁盛するお店が出来上がるわけだ。
因みに僕は一切お酒を飲まない。
正確には飲めない。
でも飲みの「場」の雰囲気は好きだ。
えんてんかは料理も美味しい。
そして僕みたいな奴の我儘を聞いてくれる。
そして何よりえんてんかのスタッフが大好きだ。
接客業に必要なもの、それは、予想だにせないサプライズと素晴らしい人だ。
だから僕はえんてんかに毎日のように通うのである。
そうだ、僕はご飯よりも、ただみんなに会いに行っているのかもしれない。
ん?なんかみんな似てるな…
そういえばみんな前髪短いわ。
そりゃそうか。
潔い。
最後に
無理矢理車に乗り込んで写真を撮った。
笑っているが本当はさぞ迷惑だったことだろう。
らんちゃん。なっちゃん。みおちゃん。
ありがとう。
みんな大好きだよ。
前髪みんな短いな。
そして口元隠してもすっぴんはすっぴんだからな。
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